鋳造用耐火物
鋳物の製造において、静かに・速く・しかも一様に注湯することが重要であると言われています。
これをもっと具体的に表現すると、
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出来るだけ速く、しかもなるべく静かに鋳込むこと。
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不純物やガスを巻き込まない様にすること。
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型の内部では層流でかつ湯回りをよくすること。
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鋳型内壁に激突したり壁型を流れる溶湯が互いに衝突したりするのを避けること。
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鋳込まれた溶湯の移動を少なくすること。
これらのことは何れも鋳込みの際に起こる鋳造欠陥を少なくするため必要なことです。
また、鋳物の高品質化に対応するためには、安定した最適な鋳込み速度を確保する必要があります。
そこで、貴社に適したストレーナーを使用することにより上記条件をクリアすることができます。
当社では、各種サイズを取り揃えておりますので、貴社条件に合ったストレーナーをご提案いたします。
また、大物鋳物や特殊鋳鋼など、過酷な使用条件下でも耐えられる様にシリマナイト材質等の各種材質品も製造しております。
整流効果
使用目的
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ノロカミ・砂カミ・その他の不純物の混入を除去する。
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整流効果により酸化物の発生を抑制する。
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安定した鋳込み条件を確保する。
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湯道系(湯口・湯道・堰)を簡素化でき歩留まりの向上を計る。
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鋳造品の機械的性質の向上を計る。
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全ての製造材質に使用できる。